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​体験談利用者様の声-

「EMDR療法による日常生活の維持」

60代男性 大学教員 M様

人間は、環境から様々な刺激を受けどうしてもトラウマ的な心の傷が生じることがある。その傷は、その後の社会生活の中でのストレスにより広がり、うつ病など心の病が発症する場合がある。トラウマ的な心の傷も社会生活の中でのストレスも現代人には避けられないものであるが、私自身、これら心の傷がストレスで悪循環を形成し、ついに、うつ症状を発症した。

 

その時、竹形先生のEMDR治療に出会い回復することができた。心の傷やストレスで現れる不安症状の種類で、眼球運動、音、タッピングなどを使い分けEMDR治療していただくと不思議に不安症状が霧が晴れるように減少することを体験でき、現在はうつ症状から回復できた。言い換えるとEMDR治療は、心の傷、ストレス両者ともに効果があることを経験した。

 

現在も月に一度を目安にEMDR療法を受けて心の傷、日々のストレスを減弱していただき健康な日常を過ごさせていただいている。今後も元気に仕事に集中できるように予防的なEMDR療法を続けていきたい。

50代女性 A様

27歳の時に不安障害を発症し、薬を飲みながら25年何とか生活してきましたが、良くなることはありませんでした。あとできることはカウンセリングしかないんだと勇気を出して、52才の時に他のカウンセリングルームに2年ほど通いましたが、変化を感じることができず、やめてしまいました。

これからどうするべきか途方に暮れていた時にネットで「窓をあける」竹形先生を知り、藁にもすがる思いでカウンセリングをお願いしました。

初めてお会いした先生は気さくで話しやすく、ここでよかったと安心できました。

カウンセリングでは幼少期からのトラウマに取り組むなかで、自分の中で凍りついていた怒り哀しみ寂しさ等、様々な感情がわきあがり、私はこう思ったんだと気付いたり、辛く苦しい気持ちになることもありましたが、その都度先生に助けて頂き、それを繰り返しやるなかで、心が変化して来ていると気付くように。

長年辛かった症状が1年2か月のカウンセリングで良くなっています。

本当にありがとうございます。

「自分の中で記憶を整理する」

20代女性 会社員 A様

「EMDRという治療を試してみませんか」と提案された時、それ本当に効果あるの?というのが正直な気持ちでした。そもそも私は、カウンセリングというものが嫌いでした。学校の先生もカウンセラーさんも私の話を親身になって聞いてくれましたが、家庭の問題で苦しむ私を実際に助け出してくれる人は居ませんでした。話を聞いてもらった後は、地獄のような自宅に帰る。大人になった今でも、カウンセリングを受けるとその時の絶望的な気持ちが蘇るからです。現実は何一つ変わらないのだから意味がないと考えていました。


そんな私が初めてEMDRで取り組んだのは、父が自死した日の記憶です。11歳だったあの時から何回も何百回も頭の中でリピートされてきた記憶でした。心理士さんとの会話が進むと、とてもリアルにその時の景色や感情が蘇ってきました。涙が出て、息をするのも苦しくて、罪悪感と喪失感でパニックになりそうでした。心理士さんとの会話は続き、意識が過去から現在に戻っていくにつれて体の緊張が和らぐのが分かりました。気が付くと、見慣れた心理室の景色があり窓からは日常の音が聞こえていました。目の前には私を責める人も私を罰する人も私が恐れていたものは何もありませんでした。その時、怖いことも悲しいことも今起こっているのではなく、私は今安全な場所に居るのだということを初めて理解できたような気がします。


元々は自宅近くの病院でEMDRを受けていたのですが、仕事の都合で転居後はオンラインで治療を続けています。現在は、あの日を何度も追体験して苦しんだり、父への罪悪感から自分を罰することはほとんどなくなりました。もちろん過去の事実や記憶を消すことはできませんが、これまで感じていた生きづらさがかなり軽減され、自分の中で記憶を整理するということの重要性を実感しています。また、治療をするに当たって信頼できる主治医や心理士さんと出会えたことも大きいと感じています。


※A様は、セラピストの勤務先の病院で担当させていただき、薬物療法などと並行しEMDRもご体験いただきました。その後遠方に転居されたため、必要時に当セラピールームをオンラインで利用されています。

*この体験談のようなEMDRによる記憶の再処理にはいる前に、十分な準備段階が必要となりますので、ご了承ください。

「過去と向き合う」

30代女性 会社員 H様

私がカウンセリングを受けるきっかけは、転職先で仕事を覚えるときに不安や過緊張が理由で、特に口頭で教えてもらう作業が覚えにくいところを直したい、と思ったからです。

 

学生時代から座学はできても文化祭などのグループワークが苦手で、何度も似たような状況になると普段よりも失敗が増えていく状態でした。働くようになってからは口頭指示が増えたのでさらに苦しくなりました。人生を振り返って似たような失敗が繰り返し起きてることに気づき、カウンセリングを継続的に受ける中で自分自身の過去と向き合うことで現在の抱えてる問題の解決方法に気づくことができました。今思うと個人の能力というよりは幼いころから嫌な思い出が積み重なってしまったことで、心が傷ついて悪循環になってたんだと思います。
 

また、不安や過緊張が起きる状況を会話を通じて言語化することで、困った状況になるパターンに気づいて対処法を一緒に考えていただき、大変有意義な時間を過ごすことができました。

*H様は、ご自分の苦手なことを得意なことで補う「実生活での工夫」をされると同時に、過去のできごとの影響による過剰な緊張には「セラピー」を用いる、両輪の対処で状況を乗り越えられておられます。

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